変数
変数は、値を格納する入れ物のこと。
例えば猫という変数があるとする。その猫という変数に、ねこたろう、ねこじろう、ねこさぶろうと様々な値を格納することができるよ。
変数には次のような命名規則がある。
- 英数字、漢字、ひらがな、カタカナ、アンダーバーは使用できる。
- 先頭の1文字目に数字や記号を使用できない。
- スペース、ピリオド、感嘆符は使用できない。
- 半角で255文字を超える名前を付けることはできない。
- 予約語と同じ名前を付けることはできない。
- 既に使用されている名前と同じ名前を付けることはできない。
変数の宣言
変数の宣言には、Dimステートメントを用いる。
また、Asキーワードを用いてデータ型を指定する。
Dim 変数名 As データ型変数の宣言は任意なので、変数の宣言を行わなくてもプログラムは動作する。
ただ、沢山の変数を扱うプログラムの場合、変数の宣言を行った方が管理の負担を減らすことができる。
そういった際に、Option Explicitステートメントを用いて、変数の宣言を強制する。
これにより、宣言していない変数は使えないようにすることができるよ。
データ型
データ型は、変数に格納する値を指定するもの。次のような種類がある。
| データ型 | 指定文字 | 格納する値 |
|---|---|---|
| ブール型 | Boolean | TrueまたはFalse |
| バイト型 | Byte | 0~255までの整数 |
| 整数型 | Integer | -32,768~32,767の整数 |
| 長整数型 | Long | -2,147,483,648~2,147,483,647の整数 |
| 通貨型 | Currency | -922,337,203,685,477.5808~922,337,203,685,477.5807の固定小数点 |
| 単精度浮動小数点数型 | Single | -3.402823E38~-1.401298E-45または1.401298E-45~3.402823E38の浮動小数点 |
| 倍精度浮動小数点数型 | Double | -1.79769313486231570E308~-4.94065645841246544E324または4.94065645841246544E324~ 1.79769313486231570E308の浮動小数点 |
| 日付型 | Date | 西暦100年1月1日00:00:00~西暦9999年12月31日23:59:59の日付と時刻 |
| 文字列型 | String | 任意の長さの文字列 |
| オブジェクト型 | Object | オブジェクトの参照 |
| バリアント型 | Variant | あらゆる種類の値 |
データ型の指定を省略するとバリアント型になる。
固定小数点は、小数点の位置が固定されており、小数点の前後で整数と小数に分かれる。計算が速いけれど、扱える数値の幅が狭い。
浮動小数点は、小数点の位置が固定されておらず、小数点の前後で仮数部と指数部に分かれる。計算が遅いけれど、扱える数値の幅が広い。